新しい自分に変わるための「自信の育て方」

30代で変われた私の気づきとキャリアチェンジ。元ゲームプランナーのプロカウンセラーが変わるキッカケをつくります。

【恐怖】変わりたいのに変わらず現状維持を選んでしまう心の動き(信楽茶屋:横浜市鶴見)

先日、大好きなラーメン屋で食べてきました。

店に行ったら新メニューを発見。おっ、これも美味しそう!

でも、葛藤の末、定番メニューを選んでしまいました。(^_^;)

 

この心理は、仕事において新しいことにチャレンジできない心理と、実は共通している点があります。

今日はそんな話です。

 

塩ラーメン 信楽茶屋

 

 

私が大好き「信楽茶屋

私が一番好きなラーメン屋が 「信楽茶屋」

2007年ウォーカープラスで「横浜ラーメンランキング」第一位にもなったお店。

 

もう何年も前の話ですが……

初めて食べた時に衝撃を受けて、

絶対にもう1回食べたい!と初めて感じたラーメン。

 

それ以来、何度もこのラーメン屋目的で鶴見駅まで来ています。

 

 

先程の写真は、 塩ラーメン、岩のり、煮卵セットの

このお店の一番オススメメニューです。

 

食券の券売機において一番左上のボタンが、このセットになっています。

このお店で私が一番食べている定番メニューです。

 

 

餃子も旨いんだよね。(最近リニューアルして味が復活!)

手巻きジャンボ餃子

肉汁がじわっと出て、まいうーでした。

しかもこの餃子、今回はクーポンで無料!やったね!

 

さて、このブログは、

美味しいモノを紹介することが売りではないので、心理学に戻ります。

 

 

お店に来ると、新メニューを発見。

おっ、ちょっと新しいメニューを試してみようかな~

と迷い始めました。

 

私の中では信楽茶屋と言えば「岩のり」です。

「岩のり」を食べに来たと言っても過言ではありません。

 

岩のりが、新メニューにトッピングして合うのか?

塩ラーメン系は美味しいのはわかってるけど、醤油は大丈夫かなぁ?

そもそも券売機にボタンがいっぱいあるけど、どこにボタンあるのかなぁ?

券売機の前で迷いました。

 

とりあえずお金入れようと思ったら、

細かいのなくてお店の人に両替を依頼。

券売機にいる時間が長くなる私。

 

そうしたら、新しい2人のお客様が店内に入ってきました。

やばい。。。早く決めないとやばい。。。焦る私。

 

結局、新メニューにチャレンジすることなく、

定番メニュー、券売機左上のボタンを押して購入しました。

 

 

私は、この時、色んな要素で迷っていました。

定番か新メニューか、新メニューの券売機におけるボタンの位置、岩のりが合うか合わないか、早く決めるべきか自分の好きを大切にするか、等々

 

実は、人間の脳は3つ以上のことを考えると、一つ一つが小さな悩みでも頭がいっぱいと捉える傾向があります。

 

頭がいっぱいになると、どうなるか?

自分で主体的に考えないことを選択します。

 

券売機、左上などの人が決めたわかりやすいオススメ等

自分で考えるのでなく、デフォルト(初期設定)を選びます。

 

要は、複雑になってくると感じると、

人は選択しない ⇒ 現状維持を選ぶ傾向があるのです。

 

 

複数の選択を考えるくらいなら、選ばないを選択する

TVで、多くの医者を2つの集団に分けて確認した実験の話がありました。


医者として、ある患者の手術を避けるため、あらゆる薬を試したが効果がなかった。

だから、極力、手術はしたくなかったけど、仕方なく手術を決意。

手術ができる医者を、患者に紹介したという想定の話です。

 

その夜、医者はカルテを見直していました。

そうしたところ、まだ試してない薬があったことに気付きました。


こんな状況の時に、

患者にその薬を試すか否か電話で確認するかを医者に確認しました。

すると、過半数以上の医者は、電話で確認することを選んだそうです。

 

普通に考えればあたりまえ。

手術を受けさせたくなかったわけですし、

電話1本すればいいだけのことです。

 

 

でも、驚きが、もう一つの医者の集団の決断でした。

少しだけ設定が違ってました。カルテを見直していたら、試していない薬を発見した。

ここまでは設定は同じです。

 

が、まだ試していない薬は、2つ あったのです。

 

こんな状況の時に、

患者にその薬を試すか否か電話で確認するかを医者に確認しました。

すると、ほとんどの医者は、電話で確認しない方を選んだそうです。

 

これが人の心理です。

 

 

試していない薬が1つだったら、悩みは1つです。

シンプルに考えると、電話するか?しないか?

だから、冷静に考えられました。

 

が、試していない薬が2つあるということは、悩みが複雑化します。

電話をするか否かだけでなく、どちらの薬から試してみるか、2回のスケジュールをどう設定するか、等々、考えることはいっぱいになります。

 

人は、少しでも複雑な判断になると、

選択しない(現状維持)を選ぶ修正がある。

と最初に書きましたが、この実験はまさにその通りになったわけです。

 

複雑だから考えない。だから電話をせずに現状維持。

そう心が動いたのです。

 

 

整理すると実はシンプルな悩みなこともある

さて、仕事ブログなので、仕事につなげていきましょう。

 

仕事を変えたい!

この上司ムカつくからどうにかしたい!

ダメな自分を変えたい!

 

色々と変わりたいことはいっぱいあるのに変えられない。

それは、複雑な状況になってしまっているからです。

 

 

人は3つ以上のことを考えると頭がいっぱいになる。

そう書きましたが、こういう状態って、もう簡単な話じゃなくなってますよね。

 

自分のやりたい仕事って何だろう?

給料はどれくらい高くないとダメなのか?

そもそもいつまでに転職するといいのだろうか?

……

確実に3つ以上は考えたり、決断したりすることがあるでしょう。

 

だから、選択しないし、現状維持のままなのです。

 

 

何か変わりたいのに変われない。

そう感じている方、

頭がいっぱいになって、現状維持を選び続けていませんか?

 

 

それは、これまで書いたように

問題が複雑化しているからかもしれません。

 

「仕事を変えたい」なら、何が不満なんだろう?と考えるのです。

この上司とだけはうまくいかない。それが一番の問題。

そう考えるなら、仕事を変えるのでなく部署異動を申し入れれば解決することもあります。色々考えすぎなのです。

 

 

実際にこんなこともありました……

仕事に不満があり「転職したい」と相談に来た方がいました。

最初は、どんな仕事が自分に合うか?って話でした。

 

でも、お話を聴いて一つ一つ整理していったら、一番の課題は「隣に座っている人の愚痴が気になる」それが問題でした。

根本は、こんなシンプルな問題でした。

 

だから、提案しました。上司にそれを相談しちゃおうって。

どうせ辞める覚悟もあるんだし。

 

そうしたら、翌日すぐに対応してもらえて、あっさり上司がイイ感じに場を作り、席替えしてくれたそうです。

 

話を聴いていたら上司には可愛がられているようなので行けるなとは思っていたのですが、予想以上の対応をしてくれました。

で、仕事を辞める選択肢がなくなりました。

 

 

人って、不思議ですね。

一つ一つは小さなシンプルな話のはずなのに

頭がいっぱいになると極端な思考になっていきます。

 

実は、根本は小さな悩みなのに、

自分は能力がないとか、自分にはこの仕事が合わないとか、大きな自己否定に入ることもあります。

 

何か複雑に考えすぎていることはありませんか?

そんな時は、悩んでいることを書き出してみるといいです。

書き出すことで自分を客観視して冷静になれます。

 

それが難しいようなら、

私のようなプロのキャリアコンサルタントやカウンセラー等に相談してみてね。

 

 

↓ラーメンは汁ごときれいに頂きました。

岩のり入るとスープを吸うので、スープの減りも激しいんだよね。

信楽茶屋 ごちそうさま

ラーメンとっても美味しかった。



今日のまとめ
・人は、小さなことも3つ以上たまると、頭いっぱいになって冷静に判断しにくくなる
・現状維持や選択しないで時間切れが多い方は、今の課題を書き出してみよう

 

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