新しい自分に変わるための「自信の育て方」

30代で変われた私の気づきとキャリアチェンジ。元ゲームプランナーのプロカウンセラーが変わるキッカケをつくります。

【号泣】誰かのために命を燃やす尊さと難しさ~『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』

先日テレビでも、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を久しぶりに見て、当時、劇場で観た感想記事を思い出して、少しリメイクしてみました。

 

映画を見て、心を燃やしましたか?

その気持ちは、自分の世界を変える大きなエネルギーになります。

キャリアカウンセラーの視点で書いてみますので、そのエネルギーをどんな形で使っていけるか考えるキッカケになれば嬉しいです。

 

 

最近、SDGsCSR(企業の社会的責任)など、全ての人、組織が社会への意識を向けることの大切さが世界的に言われるようになってきました。これは逆に言うと、格差社会、環境破壊など私利私欲のために生きることが強くなってきたことに対するアンチテーゼ。社会的なバランスが必要になってきたからなのかもしれません。

 

持つ者、持たざる者の差が激しくなっている。

そんな今の社会だからこそ、全ての人に見て欲しい映画だったなと私は感じました。

 

 

鬼滅の刃

劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編公式サイトより

 

 

誰かのために命を削って戦い続ける少年達の物語

TVアニメに続き大人気の話題映画

劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編

ブームに乗って私も映画館で観てきました。

 

修行を経た主人公達が、最強の剣士の一人である煉獄杏寿郎と合流し、短期間のうちに四十人以上もの人が行方不明になっている《無限列車》にのり、鬼に立ち向かう物語。

 

映画単品で純粋に楽しめる映画ではなく、TVアニメから続いている話。
にも関わらず、もはやニュース番組でも扱われる社会現象となっているって、すごいですよね。このコロナ禍で観客動員数が2800万人突破。リピーターも多いとは思いますが、日本人5人に1人くらいは見ている計算にもなります。

 


↓ この熱い予告編見てみてください! 

www.youtube.com

 

この予告編見てもわかりますが、とても熱い作品。
TVアニメも好きで感動のシーンもたくさんありましたが、 映画は演出がすごい!すごすぎました!

泣けるとは思っていたけど、嗚咽をこらえるのに必死になるくらい泣きました。映画館で、微妙に声が漏れてて、声を出して泣くのを抑えている人達すごく多いな~っと感じる雰囲気でした。原作も素晴らしかったけど、映画の演出の力で、一つ一つの言葉が、すごく力のある言葉として心に響いてきました。IMAXで見られて本当に良かった。

 

この作品が人気になった要因は、様々な専門家が分析してくれていますが、日本人が純粋な心に飢えているのかな~そんな風に私は感じています。最近のアニメの主人公は、ネガティブだったり、ちょい悪だったり……それも悪くないですが、このアニメの主人公は本当に純粋。家族愛や仲間への愛、それだけでなく元々人間だった鬼という敵に対しても愛を持っています。そういった純粋な愛をいっぱい味わえる映画だからこそ、人気も出るのかなって感じます。

 

 

 

キャリアカウンセラーの視点

俺は、俺の責務を全うする!
ここにいる者は、誰も死なせない!

by 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』予告編より

  

特に、今回の映画では、先程紹介した予告編にもある言葉にあるように、誰かを守ること。想いを継いでくれる人達を信じて託すこと。ここがとても熱く描かれていたように感じます。

 

また、こんなような言葉も映画に出てきます。

 

「なぜ自分が人よりも強く生まれたのかわかりますか?」

「弱き人を助けるためです。生まれついて、人よりも多くの才に恵まれた者は、その力を世のため人のために使わなければなりません。」

 by 漫画「鬼滅の刃

 

格差社会により持つ者、持たざる者の差が激しくなっています。

でも、これってお金や権力がある人に限りません。

 

私達それぞれも色んなものを持っています。

仕事におけるスキルや資格もそうでしょう。

家族や友人がいるってこともそうです。

こうやってネット環境でブログを読んだりする目があり、時間も環境もある。これも私達が持っているものです。

 

でも、これってあたりまえではありません。

誰もが持っているわけではないのです。

 

 

この映画を見て、もっと自分が持っているものを、持たざる人、困っている人のために使いたいなって思いました。自分もまだまだだって。

 

自分が学んできたカウンセリングスキルで、助けられる人はまだまだいるはずだし、ゲーム開発してきた経験ももっと活かせるはず。すごく、もどかしい気持ちになりました。

 

 

仕事の相談にのっていると、

「人の役に立ちたい」「社会に貢献したい」

こんな言葉を言う人が最近は多くなりました。

 

でも、今の職場でのお客様や、会社の同僚も困っているのに、そこには目を向けない。社会に貢献したいと語っても、身近な友人や家族には大して目を向けない。そんな方も多いです。

転職してから頑張りますって。。。

 

あなたのスキルや想い、経験を、

今の環境の中で、どこまで発揮できているでしょうか。

 

 

 

目の前の誰かのために生きられるか?

マザーテレサは、世界平和のために何ができるか?と問われて……

「家に帰って、あなたの家族を愛してあげてください」

と答えたそうです。

 

今あなたの力で助けられる人がいるならば、そこにで力を発揮すること。

それこそが何よりの社会貢献や世界平和に繋がることなのかなと私も思います。

 

 

また、私が大好きでよく人に伝える言葉があります。

 

一燈照隅 万燈照国
(いっとうしょうぐう ばんとうしょうこく)

by 天台宗の開祖・最澄

 

一人ひとりが身近の一隅(かたすみ)を照らす。

それだけでは、まだ小さいあかりかもしれないけど、

その一隅を照らす人が増えていくことで、

万のあかりとなれば、国全体を照らせると言う意味です。

 

何か始めたとき、影響力はもちろん小さいです。

でも、身近な小さいことからできることを増やす。

それにより、最初小さかった影響力も、

自分の想いやできることを大切にしていく姿勢が

周囲に影響を与え、会社も、社会も変えていけます。

 

 

この映画は、自分よりも弱き人、困っている人を助けることの格好良さをこれ以上にないくらい表現してくれています。

 

自分の欲望や安定のために、力を持っているのに、持たざる者に対して貢献できない私達に、大きな勇気を与えてくれる映画のように感じました。

そんな勇気ある行動こそが、次の世代に引き継がれるべきものだよな~と、一人の親としても感じました。

 

 

人の命は永遠でないからこそ、

誰かのために生きていくことが大切なんだ。

 

そんな優しい気持ちに改めて感じさせてくれた素晴らしい映画をつくってくれたスタッフさんに心から感謝します。


社会の優しさが大切になっている今だからこそ、全ての人に見てもらいたいです。

興味を持ってくれた方は、ぜひ見てみてくださいね。 

 

kimetsu.com

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