新しい自分に変わるための「自信の育て方」

30代で変われた私の気づきとキャリアチェンジ。元ゲームプランナーのプロカウンセラーが変わるキッカケをつくります。

【自己理解】不安や不満はどこから生まれてくるの?

自分を知ることで、「自信」は育ちます。
今日は、私達の心を知るため、
不安や不満という感情について考えてみます。
 

 

感情制御,怒り,不満,恐れ,不安,悲しみ

 

  

 

私達を苦しめる感情は何のためにあるのか?

「なんで自分はこんなに上手くいかないんだ」

「このまま同じ職場で働くことが不安でしかたない」

「あいつらばかりイイ思いをしてずるい」

 

私達を苦しめる様々な感情。

不安や恐れ、不満や恐れ、悲しみ、……

 

こういった感情は私達を苦しめますよね。

 


何のために、こんな感情があるのでしょうか?

・ 

実は、私達のためです。

 

不安や恐れがあるから、準備ができます。

不満や怒りがあるから、行動できます。

 


不安や恐れがなければ、

交差点に突っ込んで事故に遭うかもしれません。

 

不満や怒りがなければ、

現状に満足して、思考停止して何もしなくなります。

 

 

不安や不満は、私達の行動の原動力にもなっています。

これらの感情は、私達のために生まれているのです。

 

それなのに、

なぜ感情が私達を苦しめるのでしょうか。。。

 

 

 

苦しい感情は、どこで大きくなるのか?

何事もそうですが、
偏って自分のバランスを崩すと人は苦しくなります。


不安や恐れが、心配程度ならよかったのに……

不満や怒りが、苛立ち程度ならよかったのに……

 

恐れや怒りが大きくなりすぎると、

心も身体が動かなくなってしまいます。

 

そう必要以上に、恐れや怒りを

大きくしすぎてしまうからこそ苦しいのです。

 


では、

この恐れや怒りの大きさは何によって決まるのでしょうか?


あなた自身の期待や夢、理想の姿。

その期待や想いと、現実のギャップから

恐れや怒りの大きさが決まります。

 


「自分は、こうあるべきだ!」

「あの人は、こうあるべきだ!」

「世界(社会)は、こうあるべきだ!」

この自分や他人に対する期待や想いが

強ければ強いほど、苦しみも大きくなりがちです。

 

 

例えば、

夢を持つべきだ!と言う人は多いです。

 

だから、夢を持つべきだと考えてしまうと

夢を持てない自分を責めてしまいます。

 

 

じゃ夢があればいいか?

そうでもありません。

 

夢に向かって進むべきだ!と考え、

大きな夢だとなかなか到達できずに、

できない自分を責めるのです。

 

じゃ、大きな夢に向けて、

まずは小さな目の前の目標を目指せばいい。

こう考えると、現実とのギャップには苦しみません。

 

でも、人によっては、これでは遅すぎると

やっぱり現実とのギャップに苦しむのです。

 

 

何かに期待するのが悪いわけではありません。

だけど、期待しすぎると逆効果になるということ。

 

それにより、自分や他人、社会に対して

不安や不満がどんどんと大きくなってしまうのです。

 

何事も、今の自分に合うバランスが大切になります。 

 

 

 

「悲しみ」が力にも、苦しみにもなる

怒りや怖れを理解するために、

もう一つの感情を知る必要があります。

 

それは「悲しみ」

 

 

あの名作漫画北斗の拳でも、

悲しみが主人公ケンシロウの武器でしたね。

 

大ヒットアニメ鬼滅の刃でも、

様々な悲しみを力に変えていました。

 

 

人は、自分の期待や想い通りにいかない時、

「悲しみ」の感情がまず生まれます。

 

この悲しみの大きさ分だけ、

ケンシロウや炭治郎のように大きな力をつくることもできます。

 

 

でも、「悲しみ」の感情が制御できないと、

社会や他人に対する「恐れ」に変わり、

自分や他人に対しての「怒り」に変わります。

 

そして、大きな不安や不満になっていき

私達を苦しめて自分自身がわからなくなっていきます。

 

 

「もっと上手くいくはずだったのに……」

「この人なら、こうしてくれると思ったのに……」

 が、

「もう自分には才能がないから無理なんだ」

「あいつはいつも俺を裏切りやがって……」

と、不安や不満を大きくしていくのです。

 

 

 

「感情」を力に変えていく方法

怒りや怖れ、そして悲しみ。

こういった感情を力に変えるにはどうすればいいのでしょうか。

 

 

感情を理解するのに、

私はよく「馬」を例にして伝えます。

 

自然に生きている馬に人が近づいたら、

何をされるかわからず恐れますよね。

勝手に乗ってきたら怒りも生まれるでしょう。

混乱して、暴れてしまうかもしれません。

 


でも、人が馬のことを理解しようとして、

いたわり関係を築ければ、良きパートナーになります。

 

逆に、馬とよい関係を築けないと

すぐに放り投げられてしまいます。

 

この馬(感情)に乗る人(騎手)こそが、

私達の理性であり、意識なのです。

 

 


「自信がない」人は、感情制御が得意ではありません。

 

馬(感情)を騎手(意識)として制御できない。

だから、遠くの目的地まで歩いていくしかない。

それは疲れるし時間もかかります。

 

感情をうまく使えないとエネルギーが出ないし、

意識をうまく使えないと目的地には着きません。

 


でも、「自信のある」人は違います。

馬(感情)を目標に向かう力に変えて

動いていけるから早く進めるのです。

 

 

では、馬(感情)を乗りこなすには、

どうすればいいのでしょうか?

 

馬(感情)をもっと理解することです。

 

自分の感情がどう動いているのか?

それを知ることです。

 

 

自分が感じる不安や不満には、

どんな期待や想いとのギャップがあったのか?

 

それを言語化していくだけでも、

自分の感情制御ができるようになるし、

それが自分の自信にも繋がってきます。

 


私自身は、心理学を学び

カウンセリングを受けることで、

自分を表す言葉をいっぱい手に入れられました。

 

それが、自分に対する信頼感、

自信に繋がっているのかなって気がします。

 

 


不安や不満を強く感じられている方、

あなたが自分や誰か、そして世界(社会)に、

強く期待し望んでいるものは何ですかね?

 

ぜひ考えてみてくださいね。

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